神の国より満ちる光


乙女は佇む 緑の野
風の吹きゆく 草原で
神は見出す 彼女の魂(こころ)
それは ひとつの歴史のはじめ
救い主へと 続くとき

乙女は仰ぐ 青い空
白く舞う羽 目に留める
天使は告げる 彼女の使命
それは ひとつの歴史のはじめ
救い主へと 続く途

それは祝福なのか 願いなのか
誰も知らない
ただ光は注ぐよ 神の国の

違えられたる ことはない
神のなしたる そのちから
人の世界の理を
返し 真実 問いかける


乙女を包む 光の輪
神の心の その証
受け入れたのは 彼女のその身
それは ひとつの歴史のはじめ
救い主の 命が宿る

それは祝福なのか 願いなのか
誰も知らない
ただ光は注ぐよ 神の国の

違えられたる ことはない
神のなしたる その誓い
言葉にされた 約束は
いつか 必ず 果される

違えられたる ことはない
神の愛なる その心
誰もにおりる 祝福は
人の心を 満たしゆく