黄昏の希望

待っていたのよ 指折り数えて
白い門を出る 最初の一歩
見知らぬ迎えの その手をとって
陽光(ひかり)を追いかけ 旅立つのよ 

金色の光 西の端(は)に抱いて
仰ぎ見るのは 最初の星
明日の予感は 黄昏の希望
今日とはすべてが違う…

金色の光 西の端(は)に抱いて
迎えるは 魔物か精霊
それとも―光?

金色の光 西の端(は)に抱いて
仰ぎ見るのは まだ見ぬ朝陽

もう振り向かないと決めたなら
前だけを見て歩くの
新しい世界へ

どんな人でも きっと怖いわ
白い門を出る 最初の一歩
だから待つのね 背中の一押し
風に乗って 旅立てるように

金色の光 西の端(は)に抱いて
ひととき 翼をたたみ 安らぐ
続く未来は 黄昏の希望
まだ誰も知らない時間…

金色の光 西の端(は)に抱いて
仰ぎ見るのは 最初の星
旅人を導く

金色の光 西の端(は)に抱いて
仰ぎ見るのは まだ見ぬ朝陽

朝日へ続くのね 夕闇は
今始まった旅のように
新しい世界へ