歌の名残
あの人の言葉と音は
世界に魔法をかけた
傍らでいつも 微笑んでたあなた

運命を変えたのは
聖地に迷う人の子
あの人の言葉を 受けとめていく

小さくて大きな罪
知らずに負った彼は
それでも信じてた 人の子を

流れのぼる水に 守られた地
聖なる都
空にかかる七色の虹
輝く塔に

封じられた あの人は
何を思っているの?
大地に降りた沈黙の虹
輝く塔で

あの人の言葉と音に
いつも癒されてた
聖なる河のせせらぎのほとりで

人の子の運命を
わたしも見守りましょう
あの人が信じた 子供たちを

小さくて大きな罪
知らずに負った彼は
それでも信じてた 人の子を

流れのぼる水に 守られた地
聖なる都
空にかかる七色の虹
輝く塔に

封じられたあの人の
心は人の子らに
向かい続く あの日からいまも
聖なる塔で

あの人の言葉と音を
知った人の子らは
世界を変える それとは知らずに

あの人の嘆きを
鎮められるのならば
終わりのない夜も そう 覗くから

小さくて大きな罪
知らずに負った彼は
それでも信じてた 人の子を

流れのぼる水に 守られた地
聖なる都
空にかかる七色の虹
輝く塔に

封じられたあの人の
傍らの石の塔
それは永遠の 涙の結晶 
果てなき想い