誰も知らない願い事

青い空に舞う 空の白い花
待雪草を 静かに守る
心で奏でる 楽の音が
あなたの心に 染み入るように

誰もが夢見る 華やかな世界
常春の国に 導きましょう
心で語る 言葉の水が
あなたの心を 潤すように

願い事を ならべてみても
どれが本当か わからない
七つの夜を 夢に過ごせば
心の泉が 澄むのでしょうか?

透明な夢で作った 硝子の靴
割れないように 踏むステップ
気づいてほしいの 笑顔の裏側
まっすぐに立つのは 難しくて

強い風の中 ぎりぎりのバランス
気づいてほしいの 微笑みの奥

時代が新たに 移ろうまでに
雪の雫を 探しましょう
あなたが歩く 未来の道に
金色の光 あふれるように

願い事を 言葉にしても
きっと誰にも 聞こえない
七つの昼を 歩いてみれば
心の鏡は 映るのですか?

七色の夢を奏でる 竪琴の弦
足を踏み出す 透明な道
気づいてほしいの 真実の詩(うた)
唇閉じないと あふれそう

喧噪の中 ぎりぎりのバランス
気づいてほしいの 見えない声に

白雪のなかで眠る 深緑(みどり)の湖(うみ)
氷の上を 歩いてるの
気づていほしいの 素顔のわたしに
華やかなドレスを 着ていなくても

ひとりだけで立つ ぎりぎりのバランス
気づいてほしいの 真実の思い

振り返らないのは 強さではなく
弱さを認めたくないから…

透明な夢で作った 硝子の靴
割れないように 踏むステップ
気づいてほしいの 笑顔の裏側
まっすぐに立つのは 難しくて

強い風の中 ぎりぎりのバランス
気づいてほしいの 微笑みの奥